
ヨーロッパで猛暑、オランダとフランスで今年初の死者
あー遂に死者まで出てしまった。まさか3年前のLa caniculeのように1.5万人もって事にはならないと思うけど、猛暑は日本だけじゃないんだね。幸いオフィスは快適、でもクーラーの無いパリの一般家庭にこの熱気は厳し過ぎる。葡萄畑は大丈夫か?ウチで貯蔵されているワイン達は?
まぁそんな熱気と不安を吹き飛ばす為にも、今晩はボーダーレスグルマン(!?)のひーさん、Terumiさん、日本から訪仏中のT村さん達に連れられて7区の韓国料理店へ。
Samin (사미 인곡)
- add: 74 ave de breteuil 75007
- tel: 01 47 34 58 96

- Gyoza grillé - 仕事(具、焼き方)が丁寧な焼き餃子。ミニサイズだから食べ易く、止めが入らないといつまでも食べてしまいそう。写真撮ってる場合じゃないよ。食前酒のビールもすすむよ。
- チジミ - これもまた単純なようでいて味の差が出る一品。丁寧に作っているのが良く分かる。葱の食感と小麦粉のプチモチ感が堪らないねぇ。
- Pieds de porc - 基本的には豚の三枚下ろしと同じく生ニンニク+生唐辛子+辛味噌をサンチュに巻いて。(さすがに胡麻油と塩は無し) 具の辛味と豚足の甘みが上手くブレンドして美味しい。自分的にはこれ以上のコラーゲンは必要無いけど、女性には喜ばれる一品でしょう。(但し翌日のニンニク臭には注意)
- Huit accompagnements en Crêpe très fine (accompagnée de légume divers, crevette et viande avec la vinaigrette) - 極薄のそば粉クレープに8種類の具(野菜類、海老、イカ)をお好みで巻き、ヴィネグレットに付けて食す。見た目も美しい。
- Bo Ssam(ポッサム) - うっ、豚とポッサムキムチのハーモニー...これは今日最高のヒット!
- ユッケ - これまた綺麗な盛り付け。
- 冷麺、ビビン麺、石焼ビビンバ - 炭水化物トリオ
- デザート - 蓬入りティラミスとソルベ
酒は残念ながらマッコリが切れていたので、眞露チャミスル(女性は胡瓜入り眞露)で我慢。
シェフはロッテホテル(韓国営業時代が懐かしい)の日本レストランで働いていたとの事で、若干和食メニューもあるし、どことなく和テーストやフレンチテーストの混ざった韓国宮廷料理。(勿論普通に焼肉も有り) パリにある他の家庭韓国料理店より2-3割は高いかな?でも料理が明らかに上質。是非教えたい、でもあまり教えたくない店。
次はRitzのBar Hemingway。世界的に有名なバーマンColin Peter FIELD氏(ひーさん、お知り合いなんですか!)に気分を伝えて作って貰えるカクテルは、雰囲気、ホスピタリティーも含め一杯25€の価値はある。ただ周りは懐に余裕のある英国人多し。普通自分だけでこの『奥の院』に入る勇気はありません。
26時に外に出ると大雨が。これで少しは気温が下がるかな。(でも蒸して欲しく無いので朝には止んでいて欲しい...)